けんじょうさんとの出会い
今日は、あなたのウエディングを通じて知り合いになれたけんじょうさん@senbusendo_canon11 との出会いを話したいと思います。
(つい熱が入り、長文です。お時間あるときに読んでください)
知ってる方も多いかもしれませんが、けんじょうさんの紹介を。
彼はなんとお坊さんであり、水墨画家さんであり、カメラマンでもある・・・という3つの肩書をお持ちです。つまり、2足のわらじ・・ならぬ、3足のわらじです。
そして彼には聴覚障害があるのですが、いきさつを聞くと、生後9か月の時に「髄膜炎」という病にかかり、その影響で聴覚に障害が残ったそうです。
だけど・・・・彼にはそんなハンディ感じさせないくらい、まず言葉でのコミュニケーションが出来ます。
失礼かもしれないのですが、それにまずびっくり。
こちらの口を読んで、お話出来るそうです。(手話は聴覚に障害がある方とのコミュニケーションで使うそうです)
お坊さんという肩書も持つ彼なので、お経が読めるように、ご両親が療育センターと教育大、それと通級教室で言語の訓練していったとのこと。
そして支援学校ではなく、小学校から専門学校まで・・・すべて普通学校にいったとのこと。それはそれは大変な思いもたくさんしたそうです。
語彙力がなくて申し訳ありませんが、本当にそれはそれはそこまでの道のり、想像するだけで並大抵のことではないと思います。
より過酷な環境にけんじょうさんの身を置いた、そんなご両親のすごさみたいなものも感じました。
そんなけんじょうさんは、ほんわかしたやさしさの中に、凛とした強さのようなものを感じました。
実は、出会ってまだ数回しかお会いしてないんだけど・・・。もう、その力強さと人間的な魅力に引き込まれた私です。
そんなけんじょうさん、水墨画家という肩書があるのだけど、My夢のアートクラブにも興味を持ってくださり、カメラをもって見学と撮影に来てくださいました。
頂いたその写真のあったかいこと、あったかいこと・・・・・・。(2回言っちゃうくらい)
みんなの自然でありのまま、のびのびアートに取り組む姿が見事に切り取られていて・・・・本当に感動しました。本当にありがとうございます!!
これで写真集作りたいくらい・・・
展示会したいくらいの写真でした。
本当にありがとう。
そして、余談だけどこの見学に来てくれた時、一緒にMy夢の弁当を食べながら色々な話をしていたのですが、その時、けんじょうさんがね、
「今はこの障害になって良かったと思っている」といったんです。
もう私その言葉に涙腺崩壊・・・・今も思い出すと涙が・・・・
すべての自分を受け入れ、今をしっかり生きているけんじょうさんだからこその言葉でしょう。
私のその涙にけんじょうさんは意味がわからなかったみたい。
「ここまで来るのに大変な苦労されたんですか?だから泣いてるのかな」と言ってくれました。
なぜこんなにけんじょうさんのこの言葉に響いたのかあんなに涙が出たのか、今も答えは出てません。
多分、真っすぐなその目と、その生き方があまりにまぶしく、自分もこうありたいと思ったからかもしれません。
「あなたのウエディング」を通じて、出会えた縁です。本当に知り合えてよかった。そう、心から思えた出会いでした。
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